「電波男」本田透

電波男 (講談社文庫)

電波男 (講談社文庫)

というわけで、本田透というのは何者だろう、と帰宅途中、書店に寄って本書を購入。寝しなにざっと目を通す。

やはり、すごく、すごく、タフな人だ、と思う。
これだけの分量の文章を、自嘲、韜晦おりまぜつつ、書きぬくというのは相当の精神力がいるんじゃないか。
あとがきを読むと、両親からの虐待、教師からのいじめ、阪神淡路大震災の被災、とひとつだけでも結構しんどいなあ、という状況からのサバイバーらしい。
うーん、すごいパワフルだ、すごいタフだ、と、そのエネルギーにあてられたようになって、なんだか、ちょっとくたびれた。