「世界一の美女の創りかた」イネス・リグロン

世界一の美女の創りかた

世界一の美女の創りかた

知花くらら森理世美馬寛子など、ミスユニバース出場の日本人女性をコーチしてきたイネス・リグロンによる「美の指南書」。
読み進むうちに、なにやら闘志がわいてきます。

フランス人イネスにとって、日本人女性というのは
「日本の男性たちが女をコントロールしやすいように」押し付けた「かわいい」にしばられてきた存在、
「長く男性の支配に耐えてきた存在」
というふうに見えるんだそうで。
そうかねぇ、あたしゃ、そうじゃないぞ、と思いたいが。でも、昨晩読んだ『会社でチャンスをつかむ人が実行している本当のルール』の趣旨は、「女が社会で能力を発揮し、役割を果たすことができるようになったのはここ20年くらいのこと。だから、男が築いてきた社会のルールを知らず、ゲームに参加できなかったり、反則をつきつけられたりする」だった。
やっぱり、虐げられてきたのか、日本人女性。

そういえば、昔々読んだ本(團伊久磨のエッセイだったかな?)に、こんな文章があってびっくりした。
「フランスの母親は娘が年頃になると『女らしくなさい!』と注意する。娘は『わかっているわよ!』と応じる。この『女らしく』というのは、日本女性のように、控え目でつつましく、という意味ではなく、胸を張って堂々とし、知性を磨き、セクシーでありなさい、という意味だ」
そんな「女らしさ」が、社会に共有されていたらいいなあ、と思う。女に生まれたからには、「女」であることに誇り高くありたいものだ。

ついでに、IKKOさんの『美脚革命』も買ってしまう。テレビでIKKOさんを見たことはないのだけれど、写真だけでは、わりに好きな人である。

ミラクルビューティ シェイプアップ 美脚革命

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あと、田中雅美さんも好き。この広い背中、がっちりした肩、見事な腹筋。あこがれる。フォト&エッセイをながめながら「こんな体になりたいなぁ…」とつぶやいたら、相方から「もう充分だよぉ…」とぼやかれた。

田中雅美ダイエットエッセイ BODY+REMAKE

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