『こどものためのドラッグ大全』深見〓(土偏に眞)

こどものためのドラッグ大全 (よりみちパン!セ)

こどものためのドラッグ大全 (よりみちパン!セ)

パンセシリーズは、全部読破する予定。そんなわけで、まるで興味のないドラッグについて書かれた本書も手に取る。
酒もたばこもコーヒーも、依存性があるし、非合法の国だってあるよ、という視点はなかなか面白かった。

ただ、個人的に気になったのは、著者深見氏のほう。最初、こういう本を依頼する著者っていうのは、ダルクの人とか、依存症専門の精神科医とか、そういう人かな、と思っていたのだが、著者紹介によると、本書が初執筆のライターとのこと。本書の中で、ちょいちょい、依存症患者の知人友人の話があるので、ドラッグとまったく無関係ではないらしい。それ以外の情報がまるでなくて、謎の人物なのである。
Amazonで他の著書を検索してみるも、本書一冊のみ。さて、本書でライターデビューしたのち、いったいどのような仕事をしているのだろう。