『先生のホンネ 評価、生活・受験指導 』岩本茂樹

先生のホンネ 評価、生活・受験指導 (光文社新書)

先生のホンネ 評価、生活・受験指導 (光文社新書)

第一章で、イライラしてしまって、読む気を失いそうになった。高校生がどんな色のカチューシャつけてても、どうでもいいじゃないか、くっだらねえ。
それでも、第二章、第三章を飛ばし読みをして、はー、なるほどねー、と思うところがなきにしもあらず。
公立中堅進学校がなぜ、生徒に国公立大学を受けさせようとするのか、などは、国語科の観点しか高校を見たことのない自分にはとっても新鮮でした。
また、第三章で、なぜ自分の母校が、あんなにも生徒を放任しまくっていたかが分かった気がした。
そして、つくづく、つくづく思った。「学校の先生にならなくってよかった」(nikkouは、一応中学高校の国語の教員免許を持っている)。