『ファブリック帯の本』大竹恵理子

ファブリック帯の本

「ファブリック帯」とは、兵児帯のバリエーション。
写真を見る限りでは、ものすごくかわいい。
作り方も書いていたので、ユザワヤで布を買って、いくつか作ってみました。最初に作ったのは、レーヨン地。ぐちゃっとなってしまって、ぜんぜんかわいくない。布が柔らかすぎたのか？　とちょっと厚めのコットンで作ってみました。まあマシ、といったところで、時間がたつとずるずると下がってきてしまう。かなり固い麻で作ったときが一番まともだったが、サイズ通りに作ったのに、リボンが小さくなってしまって、いまいち本の通りにはならず、半幅帯や名古屋帯ほどかわいくはない。
「くるり」に行った際に、お店の人に、「ずるずる下がってきてしまうし、写真みたいにかわいく結べないんですが…」と文句を言うと、結ぶときにぎゅーっと締めない、胸のあたりで結ぶ、帯締をする、…などなど、いろいろなコツを教わる。
でも、この本を買ってひと月くらいだったなあ、ファブリック帯を熱心に作ったり、締めたりしたのは。すぐ飽きて、半幅や名古屋帯に戻りました。
また時間がたてば、はっとコツをつかんで、面白く結べるようになったりするのかな。